京街道JAZZライン2011

大津ジャズ日誌の次回につづく。。も気になるところですが、みなさん こんにちは。
ブログ初登場tabuぢぃです。

京都育ちの私にとって、昭和30年代の大津の記憶は電車とともにあります。

三条京阪から京津線の路面電車にゆられ、やがて大津の町に入ると
坂の下に琵琶湖が見えてきます。
港は今よりうんと近くて、浜大津駅の電車の隣に「はり丸」の美しい姿がありました。
向かいには江若電車の駅もあって、浜大津はとてもにぎやかでわくわくする場所でした。
「思い出は京阪電車にのって」というところでしょうか。

おっさんの思い出なんか聞きとうないわ。だいたい京阪電車と大津ジャズフェス、何の関係があるねん?
というつっこみも聞こえてきそうですが、実は大あり。

大津ジャズフェスでは京阪浜大津駅前が会場のひとつ。
残念ながら今年はありませんが、過去の大津ジャズフェスやプレイベントでは、
京阪電車の中でジャズを奏でるジャズ電車が走ったこともあります。
そして遂にラッピング電車デビューと、京阪さんとはとっても仲が良いのです。

この秋、そんな京阪電車沿線が熱い!沿線の街々でジャズフェスが開かれます。

名付けて 「京街道JAZZライン2011~京阪沿線がスイングする秋」

9月~11月の3ヶ月、京阪本線に沿って、大阪の天満橋から、守口、門真、寝屋川、香里園、
枚方・・・そして大津と、ざっと10か所でくり広げられるライブ。
それぞれのまちの個性を活かした楽しいフェスが続きます。

ちなみに「京街道」というのは大阪と京都・伏見を結ぶ街道のこと。
大津はひとり離れていますが、京阪つながりで仲間に加えてもらったというわけです。
(でも一番上流やし、世界一美しいジャズフェスティバルやし、と見栄を張っておこう)

「京街道JAZZライン2011」の詳しい情報はこちらから。
OJFラッピング電車制作風景の動画も紹介してもらっていますよ。

みなさんも「京街道JAZZライン2011」の街々を訪ね、JAZZにどっぷりと浸ってください。
まずは、9月25日(日)「2011守口宿ジャズストリート」から。

でも、あくまでも10月15日・16日の大津ジャズフェスティバルがメインですよ、お忘れ無く。
(他はね、OJFを楽しむ前のウォーミングアップにどうぞ、といったら叱られますが。わはは。)

「この秋、あなたも京阪電車で新しい思い出をつくりませんか?」なんて、
おやぢぃが口にするのは恥ずかしいようなコピー、「おけいはん」に語らせたいですねえ。

大津ジャズ日誌 第6回

 みなさん今日は。大津初心者の宗純です。

大津の琵琶湖湖畔は、リゾートの雰囲気と都会の雰囲気の両方を味わうことができます。
英語で表現すると、「アーバン・レイク・サイド・リゾート」って感じでしょうか?
今回はマンションの広告風に始まりましたが、初秋の昼下がり、ボサノバを聞きながら、街歩きをしてみましょう。

 今回選んだのは、小野リサの1998年のアルバム「ボッサ・カリオカ」。
ボサノバと言えば、「イパネマの娘」が有名ですが、このアルバムはその作曲者のアントニオ・カルロス・ジョビンの曲を中心にした、親しみやすいアルバムとなっています。ボサノバの魅力が曲とリズムにあることはもちろんですが、実は歌詞がポルトガル語で歌われることも、隠れた魅力となっているのではないでしょうか。英語なら何となく分かるところがあるけれど、ポルトガル語の歌詞の意味は全然分かりません。だから最初から最後までスキャットとして耳に入ってきます。そしてジャズとは違った鼻歌のような軽やかさも魅力です。

 京阪膳所駅を降り、「ときめき坂」を琵琶湖湖岸まで歩こうというのが今回のルートです。
駅を出て踏み切りを渡ると、道の左右に、ケーキ屋、コンビニ、居酒屋、クレープのお店、コーヒー専門店、美容室、ピザのお店などが、次々に見えてきます。

 1曲目は「ソ・ダンソ・サンバ」。ジョビンの有名なナンバーです。
歌詞が簡単でリフレインが心地よく、ついつい口ずさんでしまいそうです。ゆるやかな下り坂にこの曲はぴったりです。
 2曲目の「ソーホーのサンバ」を聴いていると、足取りが自然とサンバのステップになってしまいます。
 3曲目の「想いあふれて」が聴こえてくる頃、道が二又に分かれている所に差しかかります。右の道を進むとすぐ、子どもたちのにぎやかな声が耳に入ってきます。商店街のど真ん中にあるのは「平野小学校」。開け放たれた教室の窓から聞こえてくる子どもたちの声が、曲とミックスして、まるでライブアルバムのようです。

 道の左側にパリの街角のカフェのようなおしゃれな店が見えてきます。
 通り過ぎるにはもったいない雰囲気なので、いったん曲をとめて中に入ってみましょう。

 「GMT plus un」フランス語読みで、ジェー・エム・テー・プリュス・アン。本格的な紅茶専門店です。
 GMTとはグリニッジ標準時のこと。フランスはこの世界標準時と1時間の時差があるのでこの名前になったそうです。BGMに流れているジャズを聴きながら、紅茶で一息入れることにしましょう。

 ここのオーナーの中井さんは、本物の紅茶を求めて、遠くインド、スリランカまで出かけて、茶葉を仕入れているとのことです。普通では手に入らない貴重な紅茶が、この「ときめき坂」で味わえるというのは意外です。室内の調度品も1世紀近い昔のアンティーク家具やおもむきのある照明で統一されていて、居心地満点です。通販もやられているそうなので、ご興味のある方はネットで検索されてください。

 お店を出て、4曲目の「カリオカのサンバ」を聴きながら、また街歩きを続けましょう。
 坂の出口に差しかかると、あれ?左側に建物全体がツタにおおわれたお店があります。これって何なんでしょう?                      

 次回につづく。。

☆ご来場お礼☆びわ湖大津 秋の音楽祭オープニングイベント

 9/17(土)は、びわ湖大津 秋の音楽祭オープニングイベントにご来場いただきまして誠にありがとうございました。
気まぐれなお天気にもかかわらずたくさんの方に足を運んでいただき、実行委員一同心よりお礼申し上げます。
そして、本イベントの趣旨である東日本大震災からの復興応援としてたくさんの義援金を賜わりました。
重ねてお礼申し上げます。
皆さまからお預かりした温かいお心・エール・元気は、社会福祉協議会を通じて被災地へ届けられる予定です。

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 さて、本日のメイン「西村有香里(Ts)×小柳淳子(Vo) 秋の音楽祭スペシャルクインテット」のステージは、最高にクールでオシャレな音楽でしたね!!音楽に合わせてか、お天気は小雨になったり、雲間から晴れ間が見えたり、と思ったら土砂降りになったり・・。そんな中でも、皆さま気分屋なお天気なんてお気になさらずに、傘をさして音楽を楽しまれていました。
 ミュージシャンの皆さま、ステキな音楽をありがとうございました◎◎西村有香里さんは、もちろんッ大津ジャズフェスティバルにもご出演が決定しています!(→出演スケジュールはこちらをご覧下さい♪)

 また、会場では東北物産品の販売や、百町市の出店があり、色とりどりなイベントになりました。
 ☆百町市☆は、天孫神社(10/15(土)会場)で毎月第3土曜日に開催されています。手作りのかわいらしい小物や、オシャレなポストカード、こんがりとしたかりんとう饅頭など、オシャレなお店からおいしいお店まで目移りしちゃいました!ぜひ、こちらにも足を運んでみてはいかがですか?

 ☆びわ湖大津 秋の音楽祭☆は11/5(土)まで連日大津のあちらこちらでイベントを開催しています。
パンフレットとにらめっこをして気になるイベントにお出かけしましょう~。

 そして、☆大津ジャズフェスティバル☆次のプレイベントは10/1(土)旧大津公会堂にて開催予定です!!
題して「旧大津公会堂 オータムJAZZナイト2011~カウントダウンto”大津ジャズフェスティバル”~」
またまた長くなっちゃいました^^)詳細は本ブログにて後日ご案内いたしますのでお楽しみにお待ちくださいね~^―^b♪♪
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 今日は、最高な音楽はもちろんですが、人のやさしさをたくさん、たくさん感じられた一日でした。
5歳くらいの男の子が、小さな手をぐっと出して募金をしてくれました。
そばにいたお父さんが言いました。「このお金が、このまんま東北にいくんやで」
 取り立てて特別なことはないんですが、なぜだかこのシーンがとても印象深くて、そして、人ってやさしいなぁと感じました。男の子のやさしい気持ちが、そのまんま、被災地の皆さまに届きますように。

 一人ひとりの単位で考えるとちっぽけに感じることがあるけれど、一人分のやさしさがいくつも集まれば大きな力になるんですよね。こうしたイベントも、一人ひとりの協力があってこそ実現されるんですよね。

 東日本大震災が発生してから半年が経ちました。一日でも早く、心を痛めた方々に笑顔が戻りますように。。☆

オフィシャルTシャツ完成

大津ジャズフェスティバル実行委員のうなごです。

以前デザイン画をお知らせしておりましたが、オフィシャルTシャツが完成いたしました.

差し色の赤が利いていて、シックで素敵です。
1枚2000円で、売上は運営資金とさせていただきます。

当日は、おまつり広場・JR大津駅前広場・大津市旧大津公会堂の3会場で販売いたします。
是非お買い求めいただき、そのままTシャツを着て大津を街歩き。
運営及び盛り上げにどうぞご協力ください。

当日着るためにはそれより前に買わなくちゃ、という計画的な方には、
京阪 浜大津駅の近くのジャズバー・パーンの笛または
京阪 島の関駅の近くのジャズ喫茶・マイルストーンで事前販売を行っております。
Tシャツは限定100枚となっておりますので、お早めにお求めください。

また、パーンの笛は10/15、マイルストーンは10/16に演奏会場となっております。
(各会場の出演者情報はこちらで。)
下見も兼ねて足をお運びいただき、美味しいメニューと雰囲気をお楽しみください。

☆うなごのおすすめは…☆
パーンの笛では、肉体労働をしたぞーっ、という日はチリドッグと生ビール、
頭を使いすぎて疲れたーっ、という日はウイスキーをいただきます。

マイルストーンは、季節の手作りケーキが美味しいですよ。

秋の音楽祭:オープニング

 今週末、9月17日から「びわ湖大津 秋の音楽祭」が11月5日まで開催されます。二ヶ月間、びわ湖はさまざまな音楽につつまれます。

 で、わが「大津ジャズフェスティバル」は、オープニングを担当させていただくことになりました。「びわ湖大津 秋の音楽祭オープニングイベント『復興の音・びわ湖から届ける音のエール』」です(ちょっとタイトルが長い?(^^))。

 趣旨は、東日本大震災からの復興を祈り、びわ湖・大津から被災地に向け音楽でエールと元気を発信、ということで、チャリティ音楽コンサートと東北物産品販売をおこないます。

 場所は「なぎさ公園おまつり広場」、時間は15:00~17:00です。もちろん入場は無料です。

 OJF(大津ジャズフェスティバル)が担当するわけですから、当然のことに、音楽のジャンルはジャズです。出演者は「西村有香里(Ts)×小柳淳子(Vo) 秋の音楽祭スペシャルクインテット」です。

 チャリティ・コンサートですから、震災復興のための募金をつのります。皆さまの暖かいお心をお寄せください。募金は社会福祉協議会経由で被災地に届けられる予定です。

 と、OJFが担当するオープニング・イベントの紹介をしましたが、オープニングはそれだけではありません。17日・18日・19日と秋の連休中はさまざまなオープニング・イベントが開催されます。もちろん、オープニングがあればその後にさまざまなイベントが続くわけですが、その詳細は、「秋の音楽祭 HP」をご覧ください。