今年も走るジャズ電車

 すでにお知らせいたしましたように、今年も「ジャズ電車」が走ります。

昨年のジャズ電車

 この写真は昨年のジャズ電車の様子です。昨年はフェスティバル期間中に走りましたが、今年はプレイベントとして走ります。

 「ジャズ電車」の運行は以下のようになります。

 10月2日(土)、運行時間は、浜大津18:24発~坂本18:40着・18:50発~浜大津19:07発~石山寺19:25着・19:43発~浜大津20:01着、となります。ご乗車は、浜大津駅18:24でお願いいたします。

 2両編成で、定員は1車両30名×2両(着席可能数)。立ち見もいれると最大で40名×2両程度となります。

 乗車の際は、一日乗車券をお買い求めください。

 なお、「友の会」メンバーの方には優先乗車をしていただく予定ですので、「友の会」カンバッジをお付けください。

ニュースに取り上げられました

 一昨日9月11日(土)に大津ジャズフェスティバルの記事が「びわ湖大津経済新聞」に掲載されました。

 また、この記事はYahooニュースとして昨日(12日)配信されました。

■びわ湖大津経済新聞

http://biwako-otsu.keizai.biz/headline/537/

■Yahooニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100911-00000007-minkei-l25

てるてる坊主

「すみだ」のてるてる坊主

 昨日、てるてる坊主が送られてきました。「すみだストリートジャズフェスティバル」実行委員会からでした。

 じつは、先日、出来上がったチラシとともに案内状をお送りしたのですが、そのお礼でした。

 添えられたお手紙には、こう書かれています。

 「すてきなご案内、本当にありがとうございます。大津ジャズフェスティバルの大成功を祈念し、誠に勝手ながら『すみだジャズを晴れに導いたてるてる坊主』をお送りいたします。すみだのみんながひとつひとつ心を込めてつくりました。」

 お手紙を読んで、てるてる坊主を手に取って、思わずうるうると来ました。このてるてる坊主には「すみだ」のみなさんの想いがいっぱい詰まっている、これを作りながらボランティアの皆さんの仲間意識がじんわりと高まり、フェスの当日、じっさい晴れたときには(ちょっと暑すぎましたけど)「やったね、てるてる坊主を作ってよかったねぇ!」と言い合った情景が目に浮かんできたからです。そして、そんな大切な(効果のある)てるてる坊主を大津ジャズフェスのために送っていただいた、そのお気持ちにうるうるとしました。

 このようにして、いくつかのジャズフェスティバルがつながっていくのですね。

 「すみだストリートジャズフェスティバル」の実行委員の皆さま、ありがとうございました。このてるてる坊主のおかげで、今年の大津ジャズフェスティバルはかならず晴れるでしょう!

湖岸散歩

 びわ湖の湖岸には遊歩道がとても充実しています。大津ジャズフェスティバルに来られて、ゆったりと湖岸を散歩しながらびわ湖を楽しむのもいいのではないでしょうか? その散策コースをひとつご紹介します。

 京阪浜大津駅からまず大津港に出てください。いずれもジャズフェス会場ですが、この大津港を起点に取りましょう。

 大津港会場は湖岸に設定されていますから、そこがもう遊歩道のはじまりです。

 遊歩道に立って、東を向きます。つまり、びわ湖を左側に見るわけですが、そのままお進みください。するとアーカス会場や琵琶湖ホテルが見えますね。これらの建物のびわ湖側はガラス張りなので、向こうからも散歩しているあなたを見ているかもしれません(^^)。

 そのまま歩くと、メイン会場の「おまつり広場」です。通りを挟んで向かい側が「大津市民会館」会場です。

「おまつり広場」から比良の山並み

 そのまま東に向かいましょう。すぐに「大津湖岸なぎさ公園」が広がります。

この公園の広い芝生の上に立って、ふとこれまで来た道を振り返ると、写真のような風景になります。

 この写真の左端に見える建物の前が「おまつり広場」です。はるか向こうには比叡の山並みが見えますね。

 空はあくまで青く、そして湖面もあくまで青い、これがびわ湖の魅力です。

 写真を拡大すると見えますが、この遊歩道では自転車を楽しむ人たち、釣りを楽しむ人たち、そしてジョギングを楽しむ人たちがいつもいて、時間がゆっくりと流れていることを実感することができるでしょう。

遠くに大津プリンスホテルが

 同じ地点から遊歩道を横切ってギリギリまで湖岸に出て、進行方向(東側)を見ると、二番目の写真のようになります。どちらを向いても、空は青く、湖面も青い(当たり前ですが)。水が近くに広がっているのはとても安らぐということを実感できますよ。

 遠くに高い建物が見えますね。あれは「大津プリンスホテル」です。全面ガラス張りのリゾート・ホテルです。湖岸歩きのランドマークになっています。

 写真の右端に写っている白い建物、判りますか? これがびわ湖ホールで、ここではオペラの上演もできる、とても立派なホールです。残念ながら、今年はこのホールはジャズフェス会場ではありませんが、散歩の途中でぜひお立ち寄りください。

 これまで「街歩き」として「街中」を紹介してきましたが、やはりびわ湖でおこなわれるジャズフェスですから、ぜひ皆さんにはびわ湖の湖岸散歩を楽しんでいただきたいと思います。

 大津港からびわ湖ホールまでは約1.5㎞、大津プリンスホテルまで歩いても2.5㎞の距離です。ゆっくりと歩いて30分余り、湖岸の散歩をお楽しみください。

W・ヴォーリズ設計、大津教会

 大津で伝統的な建築物といえば、町屋が思い浮かびます。しかし、じつは滋賀県には、古い西洋建築もたくさんのこっています。

 W・ヴォーリズ(1880~1964)という人をご存じですか? アメリカの宣教師で建築家(代表的建築物には、関西学院大学、日本基督教団大阪教会などがあります)、そして近江兄弟社の創立者のひとりですが、近江八幡市を拠点にしていたこともあって、滋賀県にはかれが設計した建物がたくさんのこっているのです。湖北町の朝日教会とか、米原市の旧醒井郵便局とか、数年前に話題になった豊郷小学校とか・・・・。

大津教会

 で、もちろん大津市にもヴォーリズが設計した建物がのこっています。大津教会です。

 この教会堂は、ヴォーリズの設計によって、1928年に大津同胞教会の会堂として建てられました。もともと大津には大津組合教会と大津同胞教会というふたつのキリスト教教会があったのですが、このふたつが合同して、現在は大津教会として運営されています。この大津教会が、ヴォーリズ設計の同胞教会堂を継承しているというわけです。

 現在、大津教会は施設内に愛光幼稚園をもっており、教会の周りにはいつも園児の声が元気にひびいています。

 建物の場所はとても判りやすいです。JR大津駅から中央大通りを下って2分、大通りに接して左側にありますから、誰でも見つけられるでしょう。

 伝統的な町屋も、伝統的な西洋建築もある町、それが大津です(自慢!)。