大津市にはたくさんのお寺があります。三井寺はその代表格ですが、街中にもちいさなお寺がたくさんあります。これはおそらく、仏教がびわ湖の北を入り口として伝来してきたことにも由来するのでしょう。
でも、その分、神社というのは大津の街中ではあまり見かけないようです。
「あまり見かけない」と書きましたが、じっさいはあるのですね。大きなものとしては天孫神社があります。しかし、街中に溶けこむような形で静かに、小さな祠もまた、そこここにあります。そこで、ここでは街中にある三つの社を紹介します。
蛭子神社
これは「蛭子神社」です。とても小さな神社です。
古い街並みのなかに隠れるようにして、あります。
鳥居をくぐった所に、この神社のいわれが書かれています。
彦田稲荷神社
これは「彦田稲荷神社」、赤い鳥居がお稲荷さんをしめしていますね。
ちょっと大きめの道路に接していますが、鳥居をくぐれば意外なほど静かな空間がひろがります。
伏見稲荷のようにはいきませんが、ふたつの赤い鳥居が目印です。
でも、その後ろには、石造りの鳥居もありますよ。
八幡宮
そして、これは「八幡宮」です。
三つの神社について、場所はあえてお知らせしません。JR大津駅から京阪浜大津駅の間にあります。
なぜ場所情報をお知らせしないかと言うと、これはちょっとした意地悪でもあるのですが(^^)、大津の街をフィールドにオリエンテーリングのように三つの社を見つけ出していただければ「街歩き」も楽しくなるのではないか、と思っているからです。
オリエンテーリング感覚で大津の街中の社を探し当ててください。でも、ちょっと見つけにくいかも(^^)。