街の灯り(1)

 いま、大津の街は、さまざまな灯りのなかにあります。そのいくつかを紹介しましょう。

JR大津駅前のけやき

 JR大津駅前のけやきの木にぼんぼりの灯りがあります。

 最初見たとき、「あれ? けやきに花が咲いた?」と思いました。

 たしかに、「光の花」ですね(^^)。

中央大通り

  

中央大通りには中央分離帯が光にあふれています。

 光はそのまま湖まで一直線、「おまつり広場」までつづいています。

 でも、よ~く見ると、中央分離帯の光は三種類あります。

噴水

 

大津港の噴水はイルミネーションに浮き上がっています。

 この写真は、「おまつり広場」の桟橋から撮りました。ひそかにここばベスト・ポジションだと思っています(^^)。

 あ、「ベスト」というのは、デートには、という意味ですけど(^^)。

なぎさ公園

 

なぎさ公園には、湖にうかぶぼんぼりがあります。

 湖側から湖岸に向けて、ぼんぼりの灯とその灯が湖面にゆらゆらとたゆたう様を眺める・・・・う~ん、いいですねぇ。

 これもまた、「おまつり広場」の桟橋から撮影しました。「ベスト」という意味がいっそうお解りいただけたのではないかと・・・(^^)。

 「大津まちなか食と灯りの祭り2010」は、10月2日から12月31日までおこなわれます。

 日本全国には、仙台の「光のページェント」とか、神戸の「ルミナリエ」とか、大阪の「光のルネサンス」とか、とても豪華で有名なイルミネーションのお祭りがあります。それらに比べると、大津のイルミネーションは慎ましいもしれません。でも、その「慎ましさ」がとてもいい感じだと思います。

大津祭で路上セッション

昨年の大津祭の様子

 滋賀県無形民俗文化財に指定されている大津祭が今年も10月9日(土)、10日(日)と開催されます。

 江戸時代からつづくこのお祭りは湖国三大祭のひとつですが、なんと言っても現在13基ある曳山(山車)が見事です。

 写真は昨年の大津祭の様子です。

 この写真は、今年も大津ジャズフェスティバルの会場になる「パーンの笛」の二階から撮影したものです。本宮の曳山巡行ですね(「パーンの笛」では毎年、巡行の合間をぬって、ジャズライブを行っています)。

 さて、そんな伝統的な大津祭ですが、今年は大津ジャズフェスティバルも微力ながら協力させていただくことになりました。

 祭りにはちょっとした時間のすき間というものができるもので、せっかく大津祭にお越しになった皆さまにすこしでも大津を楽しんでいただこうと、次の要領で、ストリート・ジャズ・ライブをおこないます。

 10月9日(土)、時間は16:00~18:00まで、場所は丸屋町商店街の大津鍼灸院前の路上です。伝統的な大津祭の雰囲気と融合するような路上セッションになる予定です。

 じつはジャズもまた長い歴史をもつ伝統的な音楽です。文化的背景はちがいますが、ふたつの伝統は意外にうまく溶けあうのではないでしょうか。

 大津祭に来られて、大津ジャズフェスティバル提供の路上セッションもお楽しみください。

広角カメラで(パーンの笛の二階から)