ということで、「すみだストリートジャズ・フェスティバル」にボランティアに行ってきました。
暑い日でした。でも、大阪や京都に比べると、東京はすこしましです。ましですが、やっぱり暑かったぁ~!
場所は墨田区錦糸町公園の一帯、全20会場でおこなわれましたが、メイン会場はこの錦糸町公園です。大津JFの「おまつり広場」と同じくらいの広さの会場に、テントは30張り近く、なかなか大規模なセッティングです。
最初に気がついたのは、ボランティアの数のおおさです。とくに元気な若者がおおい。そもそも実行委員会の中心になっているのも30歳代~40歳代前半ということもあって、とにかくエネルギーがあふれる運営でした。
で、どんなボランティアをしたかと言えば、・・・・・・ゴミ拾いです(^^)。提供されたトングとゴミ袋をもって会場周辺をなんどもまわります。どのJFでもそうですが、「フェスが終わったときには、始まる前よりもキレイになっている」を合い言葉にしていますので、このゴミ問題は大切です。とくに、飲食を提供している場合は、ゴミの問題には気を使います。9分別にしますしね。そんなこんなで、ずっとゴミ拾いをしていました(^^)。
すみだTシャツ
ところで、どのJFでも、Tシャツには凝ったものがおおいです。「すみだ」のTシャツもなかなかいいデザインでした。正直、「むむむむぅ、おぬし、なかなかやるなぁ~」と思いましたね。
デザインは三種類もあるのですが、ここでは一種類だけ紹介します。他の二種は白と黒(でも、真ん中のロゴが白)ですが、この写真のデザインがもっともおしゃれだと思いました。
黒字にグレイの文字がシックでいいです。それに、なんと言っても、赤い「J」がいいアクセントになっていますね。
DAISUKIすみだ・カード
「すみだ」で面白いものを見つけました。
ボランティア受け付けでTシャツと一緒に渡されたものです。
なんと言うのでしょう、「DAISUKI♥すみだ」カードとでも名づけておきますが、ボランティアを申し出た人に配られるカード(名刺大、裏表印刷)です。そこには、こんなことが書かれています。
「すみだストリートジャズフェスティバル、おおくの方々をお迎えする前に、心を一つに。
- 私たちのおもてなしのスピリッツは”すみだが大好き”だから、「大好き・すみだ」が合い言葉。
- 3つのおもてなし”QCS”
Quick・・・・機敏に動く、機敏に対処する
Clean・・・・身だしなみ、清潔にたもつ
Smile・・・・スマイル、スマイル、スマイル
- 気持ちを伝える”挨拶をしよう”
子どもが大好きだから・・・「しゃがんで、子供の目線で話しかけよう」
ゲストが好きだから・・・「ようこそすみだへ、こんにちは、こんにちは」
スタッフやホストが好きだから・・・「おつかれさま!」
いわゆるボランティア心得のようなものですが、いい試みですね。そして、じっさい「すみだ」のボランティアにはなんども「おつかれさま!」「こんにちは!」と声をかけられました。そうすると、自然にこちらも声がでます。にこっと笑って、「こんにちは、おつかれさま!」・・・・それだけで、なにか幸せな気分になりました。
ゴミ拾いばっかりだったけど、気分はハッピーでした(^^)。
<ちょっと思ったこと>
・メインステージは大型のレンタルトラックを使っている。これだとステージを組み立てる必要がない。いいアイデアかも。しまった、実行委員長にレンタル料を訊くのを忘れた(後でメールしよう)。
・飲食ブースは食券制にしている。ちょっとまだるっこそう。
・今年は特別だとしても、8月の昼間はやっぱり暑いわ~。ボランティアも大変だけど、お客さんも大変そう。
・募金箱を大型のペットボトルで代用している。中身(募金)が見えていいかも。ちなみに、定禅寺では水タンクを利用していた。
・メトロ(鉄道)を出ると、すぐそこが会場ってのは、やっぱりいいな。
・会場周辺にたくさん飲食店があって、これは飲食販売には不利。暑いせいもあって、あまり焼きそばは売れていなかった。売れていたのは、やはりかき氷。
お米で作られたゴミ袋
・お絵かきブースとか、「名前をハングルでデザイン表記します」ブースとか(これは韓国領事館が協力しているみたい)、子どもも楽しめるブースはいいね。
・ゴミ拾いのために渡されたゴミ袋(左写真)は、お米でできている。だから自然分解するし、燃やしてもCO2は30%削減できるそうな。袋自体がエコなんだなぁ。どうやら「荒吐(あらばき)ロックフェスティバル」(宮城県、5月)でのこったものを再利用しているようなのだけれど、こういうの、どっかで手に入らないかなぁ? とてもいいアイデアだと思う。