会場紹介(8) どない屋

 ふたたび浜大津駅周辺にもどりまして、今回の会場紹介は、「うどんとライブ」の店「どない屋」です。

 「どない屋」会場には、こうして行きます。

 京阪浜大津駅を出ると、湖にむかって歩道橋がつづいています。この歩道橋を左にゆくと「明日都」というビルです。歩道橋は「明日都」の2階につづいていますが、ここを1階まで降ります。すると、京阪石山坂本線(路面電車)の線路があります。この線路に沿って、阪本方面(西)にすこし歩いてください(ほんの3分ほど)。

どない屋

 すると、この写真どおりのお店が顔をだします。なんと言っても、赤い提灯(一部見えませんが、ここには「うどんとライブ」と書かれています)が目印です。ここが「どない屋」会場です。

 この「どない屋」さんは、知る人ぞ知る大津の名物ライブハウスで、誰がカバやねんロックンロールショウのドラムス松浦円一郎さんと、ベースの松浦慈さんが営む「うどんとライブ」のお店です。

 うどんとロック、ジャズという組み合わせがシブイですねぇ~。メニューを見せていただきましたが、山菜うどん、きつねうどん、月見うどん、玉子とじうどん・・・・、うどんは基本的に600円。もちろんその他に、ビールのお伴、酒の肴も充実しています。

どない屋のステージ

 ライブを謳っているお店ですから、当然のことに店内にはステージがあります。

 これがステージの写真です。ギターにドラムセット、そしてなんと言っても、ステージは客席のすぐ目の前です。これほど臨場感のある会場はないかもしれません。

 大津ジャズフェスティバル当日は、「どない屋」会場で、「うどんとライブ」をお楽しみください。

 なお、この「どない屋」会場は、他の会場とはすこしタイム・スケジュールが異なっています。ご注意ください。詳細は、ジャズフェス当日に配布するプログラムをご覧ください。

会場紹介(7) マイルストーン

 これまで紹介した会場は、JR大津駅から商店街地区の会場でした。このエリアにはまだまだ演奏会場はあるのですが、ここでちょっと気分を変えて、湖岸エリアの会場を紹介したいと思います。

 京阪浜大津駅から石山坂本線に乗って、最初の駅島ノ関を降ります。駅のすぐ琵琶湖側を通っている道路を渡ると、そこに見えるのが喫茶店「マイルストーン」です。

マイルストーン

 どうです、なかなか味わいのある雰囲気の喫茶店でしょう? そして、ここもまたジャズフェスティバルの会場のひとつです。

 ドアを開けると、香しいコーヒーの香りが漂っています。そして、柔らかな表情でマスターが迎えてくれますよ。

 お酒もいいけど、コーヒーとケーキで生演奏を楽しむなんて、これもいいと思いませんか?

 メニューを紹介しましょう。ブレンドコーヒー、380円、ケーキセット(レアチーズケーキ、ヨーグルトケーキ)、650円です。とくにレアチーズのケーキセットはお奨めです(^^)。

会場紹介(6) Tio

 浜大津の南には東西にながく続く商店街があります。東から丸屋町商店街、菱屋町商店街、そして長等商店街です。そして、長等商店街をぬけると、そこはもう三井寺。みっつの商店街は三井寺への参道のような役割をはたしてきました。

 その長等商店街をすこし歩いて右に折れたところにあるのが、「Baar Musica-Tio(音楽バーtio)」です。ここも大津ジャズフェスティバルの会場となります。

tio

 2009年にオープンされたこのお店では、毎週ライブ演奏が行われています。店内にはグランドピアノも置かれ、いかにもここは「ムジカの館」です。まさにジャズフェスティバルには最高の会場ということになりますね。

 写真をご覧いただくと判るように、とてもお洒落な店構えです。コロナ・ビールなんか飲みながらジャズを聴いていると、ちょっとラテンの気分になるかも(^^)。

 そのコロナ・ビールは700円、「♪ウィスキーがお好きでしょ?♪」ということなら、バレンタイン(水割り)は600円です。

 ぜひ足をお運びください。

会場紹介(5)大津中央鍼灸院前

 会場紹介の5回目です。

 前回紹介した「曳山展示館」をすぎて、そのまま丸屋町商店街を歩くと、京阪電車京津線(路面電車)が通っている大きな道路に突きあたりますが、その道路のちょっと手前にあるのが「大津鍼灸院前」会場です。

大津鍼灸院前

 鍼灸院とジャズというのは、ちょっと思いつかないコラボレーションですが、「ジャズが流れる街」というキャッチフレーズから言えば、これはなかなか斬新なコラボかもしれません。

 ご覧のように、鍼灸院の前には手頃なスペースがあります。小さなバンドがゆるりと演奏して、街をゆく人びとがふと足を止める、そんな光景がうまれそうですね。

 先にも書きましたが、この鍼灸院前会場を過ぎて京阪電車京津線が通っている道路をわたると、そこから伸びているのが菱屋町商店街です。この菱屋町商店街にも、いくつかの演奏会場がありますが、それはまたおいおいと紹介することにします。

味処(1) 利やん

 大津ジャズフェスティバルに来られた方が気軽に楽しめるような味処を紹介します。今回が第1弾。

 JR大津駅を降りて、ロータリーを左に回ると寺町筋の商店街(大津駅前商店街)が始まります。この商店街の右側の筋をほんの5メートルも歩くと、こんな看板が見えます。この看板が見えたら、右に続く路地をはいります。路地の一番奥にあるのが、居酒屋「利やん」です(看板の右上に「利やん」という文字が読めますね)。

 この説明からも判るように、このお店を発見するのは、初めて大津に来られた方にはとても難しいと思います。でも、本当に安く、美味しい店は、いつも隠れた処にあるのですね。「安い、美味しい」、ですから、このお店はいつも大津のサラリーマン、OLであふれています。

左:上ミノの七味揚げ  右:豆腐のだし巻き

 このお店でぜひ味わってもらいたいのは、これです。 「上ミノの七味揚げ」、そして「豆腐のだし巻き」、なんと言っても一番の人気メニューです。

 「上ミノ」には香ばしい下味がほどこしてあり、「だし巻き」は上品なだしの香りが広がります。他ではけっして味わうことのできない一品です。

 しかも、安い! 「上ミノの七味揚げ」は550円、「豆腐のだし巻き」は280円です。サラリーマンが毎夜やってくるというのも頷けますね。

 ジャズフェスに来られて、「大津で美味しい酒を」と思われる方はぜひお立ち寄りください。大津の隠れた名居酒屋です。