湖岸散歩

 びわ湖の湖岸には遊歩道がとても充実しています。大津ジャズフェスティバルに来られて、ゆったりと湖岸を散歩しながらびわ湖を楽しむのもいいのではないでしょうか? その散策コースをひとつご紹介します。

 京阪浜大津駅からまず大津港に出てください。いずれもジャズフェス会場ですが、この大津港を起点に取りましょう。

 大津港会場は湖岸に設定されていますから、そこがもう遊歩道のはじまりです。

 遊歩道に立って、東を向きます。つまり、びわ湖を左側に見るわけですが、そのままお進みください。するとアーカス会場や琵琶湖ホテルが見えますね。これらの建物のびわ湖側はガラス張りなので、向こうからも散歩しているあなたを見ているかもしれません(^^)。

 そのまま歩くと、メイン会場の「おまつり広場」です。通りを挟んで向かい側が「大津市民会館」会場です。

「おまつり広場」から比良の山並み

 そのまま東に向かいましょう。すぐに「大津湖岸なぎさ公園」が広がります。

この公園の広い芝生の上に立って、ふとこれまで来た道を振り返ると、写真のような風景になります。

 この写真の左端に見える建物の前が「おまつり広場」です。はるか向こうには比叡の山並みが見えますね。

 空はあくまで青く、そして湖面もあくまで青い、これがびわ湖の魅力です。

 写真を拡大すると見えますが、この遊歩道では自転車を楽しむ人たち、釣りを楽しむ人たち、そしてジョギングを楽しむ人たちがいつもいて、時間がゆっくりと流れていることを実感することができるでしょう。

遠くに大津プリンスホテルが

 同じ地点から遊歩道を横切ってギリギリまで湖岸に出て、進行方向(東側)を見ると、二番目の写真のようになります。どちらを向いても、空は青く、湖面も青い(当たり前ですが)。水が近くに広がっているのはとても安らぐということを実感できますよ。

 遠くに高い建物が見えますね。あれは「大津プリンスホテル」です。全面ガラス張りのリゾート・ホテルです。湖岸歩きのランドマークになっています。

 写真の右端に写っている白い建物、判りますか? これがびわ湖ホールで、ここではオペラの上演もできる、とても立派なホールです。残念ながら、今年はこのホールはジャズフェス会場ではありませんが、散歩の途中でぜひお立ち寄りください。

 これまで「街歩き」として「街中」を紹介してきましたが、やはりびわ湖でおこなわれるジャズフェスですから、ぜひ皆さんにはびわ湖の湖岸散歩を楽しんでいただきたいと思います。

 大津港からびわ湖ホールまでは約1.5㎞、大津プリンスホテルまで歩いても2.5㎞の距離です。ゆっくりと歩いて30分余り、湖岸の散歩をお楽しみください。