会場紹介(17) おまつり広場

 どのジャズフェスティバルにも、メイン会場と言われるものがあります。もちろん、大津ジャズフェスティバルにもあります!(^^) それが、今回紹介する「おまつり広場」会場です。

去年のおまつり広場(1)

 まず、昨年の様子を写真でご覧ください。

 写真にあるように、この会場では大きなステージが設けられますので、ビッグバンドの演奏は主にここで行われることになります。

 と同時に、この会場はもっとも遅い時間まで演奏が行われます。16日、17日ともに、最終演奏は19:00から始まります。この最終回は「OJFスペシャルセッション」にあてられており、ゲストをふくんだ参加ミュージシャンによる熱い演奏が繰りひろげられます。エキサイティングなステージをお楽しみください。

 夕闇がせまり、辺りが暗くなって、照明がステージを照らし、ギターもドラムもボーカルもその光のなかに浮かび上がり、リズムとメロディーもその光のなかに浮かび上がり、もっとも音楽の祭典らしくなるのも、この会場です。

去年のおまつり広場(2)

 「おまつり広場」は広い会場ですから、大津ジャズフェスが運営するテントも設けられ、そこではジャズTシャツや飲食の販売もおこなわれます。もちろん、ビールも販売されますので、ほろ酔い気分でジャズを楽しめる会場でもあります(^^)。

 この会場へのアクセスは、とても簡単です。

 JR大津駅からでしたら、目の前の大きな通り(中央大通り)をそのまま下ってください。突き当たりの湖岸が、「おまつり広場」です。ゆっくり歩いても、15分で到着するでしょう。

去年のおまつり広場(3)

 湖岸の会場からも簡単です。もし今あなたが「アーカス」会場にいるのでしたら、湖の方に足を伸ばしてください。ふと右(東)側に目をやると、そのまま「お祭り広場」が見えるはずです。

 昼間は生徒や学生たちのビッグバンドでスウィングして、そして夕闇が迫れば、大人の雰囲気でスウィングする、この会場ではいく通りもの雰囲気でジャズをお楽しみいただけます。

会場紹介(16) 大津港

 今日、紹介する会場は、もっともびわ湖を体感できる会場です。つまり、びわ湖にもっとも近く、ですから、目の前に湖がひろがり、船も見えて、すずしい風が頬をなでる、そんな湖情緒を楽しみながらスウィングできる会場・・・・・・、それが大津港会場です。

大津港

 ご覧いただけるように、手前には芝生があります。目の前にはびわ湖遊覧の船が停泊しています。あくまでも広い空、その下にはびわ湖、所々にテーブルと椅子があり、そしてジャズが流れる・・・・・、大津港会場は、そんな会場です。

 先に紹介した「アーカス」会場からは、すぐに見えます。歩いても2分ほどの距離です。

 昨年もここは会場になりましたが、湖岸を散歩するお父さんが小さなお子さんと手をつないだり、恋人たちが寄り添いながら、ジャズを楽しんでくれました。昨年、もっとも人気の高かった会場のひとつです。

 びわ湖を楽しみながらジャズも楽しみたいという方には、最高の会場になるはずです。

会場紹介(15) アーカス

 これから紹介する会場は、びわ湖の湖岸に広がる会場です。まず最初は「アーカス」会場。

 浜大津駅から伸びている歩道橋を右(東)に折れます。そのまま歩くと、写真の建物が見えます。これが「アーカス」です。ここにはお洒落なレストラン、喫茶店、さらにはカラオケもボーリング施設もあります。ご覧のとおり、総ガラス張りの光あふれる総合施設です。

 歩道橋が連れて行ってくれるのは2階入り口ですが、そこは吹き抜けになっていて、この吹き抜け部分がジャズフェスティバルの演奏会場となります。北側に目をやれば青いびわ湖が広がっているのが見えます。びわ湖とジャズをいっぺんに楽しめる会場ということですね。

 この会場には可動式の長椅子がありますので、椅子にすわって、ゆったりと音楽に浸ることもできます。「アーカス」のなかで軽食を買って、それを楽しみながらジャズを聴く、というのもいいかもしれません。

 この会場のなかにある、めずらしいショップを紹介しましょう。

 「道の駅」というのはご存じですね? この「アーカス」には、「湖(うみ)の駅」があります。こういうところが、いかにも湖の国滋賀県ですね。

 この「湖の駅」では、びわ湖・滋賀の物産が豊富にそろえられています。たとえば、鮒ずし、黒豆のお茶、近江牛の味噌漬け、とうふこんにゃく、そして、滋賀の地酒・・・・、みんな滋賀県の名産品です。

 ジャズフェスのお土産に、滋賀の味を楽しむのもいいかもしれませんね。

会場紹介(14) ガス灯広場

 前のエントリーで紹介した浜大津駅からつづく歩道橋を、写真では右、実際に歩いている場合は「左」(西側)に歩くと、「明日都」という大きな建物が見えてきます。ここは大津市のコミュニティ施設や電化製品の「コジマ」が入っている建物ですが、この「明日都」の前に広がるスペースが、今回、紹介する会場「ガス灯広場」です。

ガス灯広場

 写真をご覧いただければわかるように、ジャズフェス会場としては充分な広さをもった会場です。この広場の周縁部(写真では見えませんが)には腰を掛けるスペースがありますし、写真に見えるように、上部階の回廊から演奏を楽しむこともできます。小さな噴水もありますよ。まさに「広場」という言葉がぴったりの会場です。

 そういう施設上の利点もあって、この会場はさまざまなイベントに用いられています。フリーマーケット会場になることもありますし、他の音楽イベントの会場としてもしばしば使われてきました。

 昨年はこの「広場」をジャズフェス会場にすることはできませんでしたが、実行委員の間では「あそこ、使いたいよね~」とよく話し合ったものでした。

 今年はとうとう、この「ガス灯広場」を会場にすることができました。街角でジャズ、という雰囲気には打ってつけの会場です。どうぞ、おいでください。

会場紹介(13) 浜大津駅

 これまでの会場紹介で何度も京阪浜大津駅という名前がでてきました。それは浜大津駅が大津のびわ湖湖岸の中心であるだけでなく、大津ジャズフェスティバルにとってもランドマーク的な位置を占めているからです。

 もちろん、この浜大津駅もまた、ジャズフェスティバルの会場です。昨年もここは会場のひとつでしたが、電車を降りてきたおおくの人びとが演奏を楽しんでくださいました。

浜大津駅

 写真はびわ湖側から浜大津駅を撮ったものです。ご覧のように、駅から歩道橋が左右に伸びていますが、右(西)に行けば「ガス灯広場」会場(次回に紹介)に出ますし、左(東)に出れば「アーカス」会場(次々回に紹介)に出ます。

 「駅は街のヘソ」とも言われますが、浜大津駅はジャズフェスティバルにとっても、まさに「ヘソ」の位置にある会場です。

 ジャズのついでに大津観光をお考えでしたら、三井寺は坂本方面に一駅ですし、石山寺は逆方向に向かって所要時間はわずか16分(終点)です。それに、鉄道ファンにとっても、ここを通る京阪電車は魅力的ですよ。昔の面影が残っている電車ですから。