カンチネッタGMT

 ちょっとしゃれたレストランを紹介しましょう。

 旧大津公会堂にある「カンチネッタ GMT」です。

 先日、友人が結婚しました。で、そのお祝いにと食事に行ったのが、この「カンチネッタ GMT」です。彼らにも大満足いただきました。

 記憶をたどってこの日いただいた料理を挙げると、まずスパークリング・ワインで乾杯。前菜が2プレート、それからチーズの5種盛り、お魚(この日は鯛でした)の蒸し焼き、鴨のハーブ揚げ(?)、そしてとっても美味しいワイン2本でした(だったかな?)。

前菜2皿

 

 写真は前菜プレートです。

 これ、とってもお得です。いくつかの料理をすこしずつ、ちょっとした歓談だと(もちろんデートでも)、ワインとこれだけでいい雰囲気になれますよ(^^)。

 「カンチネッタ GMT」の案内には、こうあります。

 「地中海をテーマに小皿料理から本格的なメイン・ディッシュまで、オリーブオイルとハーブを使った風味豊かな料理を提供しました。・・・・落ち着いた大人の雰囲気の”濱の隠れ家”で、ゆったりとおくつろぎください。」

 たしかに「落ち着いた大人の雰囲気の”濱の隠れ家”」です。「隠れたい」方はもちろん、隠れずに食事とワインを楽しみたい方もどうぞ(^^)。

 ランチは、11:30~14:00。ティーは、14:00~16:30。ディナーは、17:30~21:00。バールは、23:00までとなっています。

ケニアの赤いバラ

ケニアの赤いバラ

 「カイロの紫のバラ」(監督W・アレン、1985年)という映画があります。ご存じですか?

 1930年代のアメリカ、夫には顧みられず、ただただ孤独に生きている主婦がいました。彼女のゆいいつの楽しみは映画でした。

 通い詰めた映画館でお気に入りの映画を見ていたら、スクリーンの中から、ハンサムな主人公が抜けでてきます。そして、彼が言うのです。「毎晩、ぼくを見に来ているよね、ぼくもきみのことをずっと見ていたよ」。こんなことを言われたら、寂しい主人公の心は揺れます(ぞくぞく)。

 で、期待通りに、寂しい主婦はイケメン主人公に恋します。かれも「愛しているよ」と言ってくれます。それから二人の逃避行がはじまる、そんな映画です。

 あ、映画の話をしているのではありません。「カイロの紫のバラ」という映画で思い出したのです。大津には、「カイロの紫のバラ」はないけれど、「ケニアの赤いバラ」はあるのですよ!(^^)

 実行委員会の前後にしばしば訪れるのが、このカフェ「KENYA」です。

 ジャズフェスティバルの会場のひとつに「アーカス」があります。その「アーカス」を湖側にまわって、すぐそこにあるのが、カフェ「KENYA」です。ここからは、湖が見えます。湖に浮かんだヨットも見えます。ゆったりとした時間を楽しみながら、美味しいコーヒーを飲みながら、湖を眺めるというのはいかがでしょうか?

 あ、ケーキセットもあります。とても美味しいケーキですよ!

こんなカフェはいかが?

 先の「湖岸散歩」というエントリーで、大津港から大津プリンスホテルまでの湖岸散歩コースを紹介しました。ジャズフェスに来られたら、ぜひ歩いていただきたいコースです。大津港からプリンスホテルまでは2.5㎞、30分あまりの散歩コースですが、一気に歩くとなると、ちょっとしんどいかもしれませんね。

 でも、大丈夫です。途中にとぉ~ってもいいカフェがあるのです。

なぎさのテラス

 「なぎさのテラス」

 写真をご覧になればわかりますが、ここには4つのカフェがあります。ひとつひとつ紹介していきましょう。

 写真手前は「なぎさWARMS」です。このカフェは「健康を考えた玄米菜食メニューとアート」がウリです。

 その向こうは「Chocola」、ここは「豊富な種類のスウィーツとコーヒー豆にこだわったカフェ」です。

そして、その次が「ANCHOVY」、「シンプルで美味しい、コストパフォーマンスの高いイタリアン」です。

 一番向こうが「天使のカフェ」。ここは「自社生産の無農薬野菜をたっぷり味わえるレストラン」です。

 湖岸散歩で「ちょっと疲れたな」と思われたら、ぜひ「なぎさのテラス」で一息ついてください。びわ湖の湖面をみながら、とてもゆったりとした時間を楽しむことができるでしょう。

 場所は「びわこホール」の手前、なぎさ公園のなかにあります。

テラス

幻の中華そば加藤屋

 前回の味処は、そば屋さんでした。そばが出てくれば、ラーメンを出さないわけにはいきません。ということで、大津に来れば、ぜひ食べていただきたいラーメンがあります。「幻の中華そば加藤屋」さんです。

幻の中華そば加藤屋

 「幻の」と言うのがいいですね。で、この「幻の」というのはどういう意味かと言えば、加藤屋さんのマスターは、もともとトラックの運転手さんでした。そういうお仕事をされていたので、全国を回っています。周りながら、ラーメンをつぎつぎと食して回ったそうです、「幻の中華そば」を求めて。

 でも、「幻の中華そば」はどこにもなかった。そこで、「じゃぁ、自分で作ろう」と思い立って開いたのが、「幻の中華そば加藤屋」なのです。つまり、「幻の」というのは、「理想の」という意味なんですね。

 で、そのマスター曰く、「自分で作りながら、でも、まだ<幻の>中華そばを作ることはできません」なのだそうです。

 こういう科白を吐くマスターっていいと思いませんか? こういうお店は信用できます。 理想を追いつづけて、まだ理想には至らず、しかしいつまでも理想を追い求めている、これぞラーメン求道者です!

幻の中華そば

 その「幻の中華そば」は、これ←←です。

 スープは鶏ガラ+魚貝系で、あっさりとしていながら、深みがあります。そこに脂身がいい具合に浮かんでいて、ですから「あっさり」「深み」「こってり」の味わいが一度に楽しめるスープです。

 スープもいいのですが、特筆すべきは麺です。こんな麺は食べたことがありませんでした。腰があるというのともちがう、ツルッと喉を越えていくというのもとちがう、独特の麺です。

 その理由は、全粒粉をつかっているからです。この全粒粉で仕上げた麺だからこそ、香りがあります。全粒粉だからこそ、ミネラルが豊富です。ということは、美容にもいい麺ですね!(^^)

 ジャズフェスに来られたら、ぜひ「幻の中華そば」をお試しください。

 場所は、県庁前の通りを湖の方に下って2分、京阪島ノ関からは逆に県庁の方に歩いて2分です。

 あ、お値段ですが、「幻の中華そば」は680円です。その他に「和みの醤油そば」730円、「煮干しの中華そば」730円などメニューは豊富です。

 

蕎麦処「やま喜」

 居酒屋、ちょっと洒落たレストランと紹介してきましたが、家族連れで気軽に立ち寄れる蕎麦屋さんというのもいいものですね。ということで、今回は蕎麦処「やま喜」さんを紹介します。

「やま喜」(寺町筋入り口)

 場所はとても簡単。

 前に「商店街案内」をエントリーしましたが、その冒頭に掲載した写真を覚えてらっしゃいますか? ← ← これです。

 これは寺町筋の入り口の写真ですが、右側の白い建物が蕎麦処「やま喜」さんです。写真を拡大するとよく見えます。寺町筋はJR大津駅前のロータリーを左に回ったところから始まりますから、「やま喜」さんまでは徒歩2分です。

 このお蕎麦屋さんの特徴はなんと言っても、カジュアルなこと。ほら、蕎麦というと、やれ蕎麦粉△割りだとか、水がどうしたとか、通の方はとかくうるさいものですが、しかし、蕎麦の楽しみ方というのは、とにかく気軽でつるっと食べられること。「やま喜」の蕎麦は、そんな楽しみ方にぴったりです。ですから、お昼時の「やま喜」さんは近くのサラリーマンやOLでいっぱいですし、ご近所の親子連れの姿もおおいです。

うなぎ定食

 で、今回、いただいたのは、「うなぎ定食」ですが、隣の席のサラリーマン諸氏全員が注文したのも、これでした。980円です。

 蕎麦はもちろんのこと、このうなぎはとてもおいしかった! やわらかく味に深みがあり、舌の上でとろけていきます。焼きが丁寧なのですね。そうでないと、この風味は出せません。

 伺ったのはちょうど猛暑の日でしたが、このうなぎとざる蕎麦のおかげでエネルギー満タン、暑さもしのぐことができました(^^)。

 その他のメニューとしては、ざる蕎麦600円、おろし蕎麦750円、天ざる1,000円など、蕎麦もうどんも丼物も豊富にそろっていますが、とくにミニ丼6種類とミニそば(うどん)6種類から選べる「お好みの定食」(980円)はお奨めです。