JR大津駅の地球儀

 前々から「あれは何なんだぁ?」と思っていたものがあります。それはJR大津駅の上り線ホームの西の端にある地球儀のようなものです。

謎の地球儀

 これ(←)です。

 もう何年も、大津駅で降りているのですが、今日、やっと確かめてきました。な、な、なんと! JR大津駅って・・・・、そうだったのかぁ!

 地球儀の台座に赤い線がありますね。これがそれです。

 「それ」って言われても・・・ですが、じつは大津駅は北緯35度の線上にある駅で、この赤い線がまさに北緯35度を示していたのでした(知らなかった・・・(^^;;)。

 北緯35度、この線を東側に辿っていくと、千葉県の千倉町から太平洋に出て、太平洋を渡ってアメリカ大陸に上陸します。そしてオクラホマシティーを通って、メンフィスに突きあたります(う~ん、メンフィスって、エルビス・プレスリーの生地ですね!)。アメリカ大陸を横断して大西洋に出て、さらに地中海にはいります。そしてクレタ島に上陸し、キプロス島を横断して、バグダッドをとおり、チベット高原、西安の北側を通過して、日本海に出ます。そして、島根県の江津市でふたたび日本に上陸して、ついにはJR大津駅に帰ってくるのです!

 ひゃー、なかなかすごいですねぇ。大津から地球一周できるのですよ! もちろん地球は丸いですから、どこからでも一周できるのですが、「北緯35度」と切りのいい数字が通っていると、なにか特別な気分がしてきます(おめでたい性格をしていると自分でも思います)。

 ということで、JR大津駅に来られたら、この地球儀をご覧ください。地球を一周した気分になれ・・・・ます(なれないかも・・・・)。