会場近くの灯り

 先に、いま大津の街は灯りにあふれています、と書きました。

 ということで、湖に面したジャズフェス会場では、夕暮れになると、ほのかな灯りとすてきなジャズを一緒に楽しめるはずです。大津港とアーカス会場では噴水の光が、おまつり広場では湖面にうかぶ行灯の光がジャズの背景になっています。

 

 そして、市民会館は玄関前の通りのけやきに「光の花」が咲いています。

 これはJR大津駅前のけやきの木に咲いている「花」と同じものです。

 でも、駅前の「花」が一本の木に咲いているだけなのですが、ここでは並木のけやきにそろって咲いています。

  

  上の写真とは反対に、湖側から通りを眺めると、このように見えます。

  どこか落ち着いたヨーロッパの街のような佇まいを感じませんか? たとえば、湖のあるスイスの街とか、オーストリアの街のような。関西の街のなかで、たぶんもっともヨーロッパ的な香りをもっている街が大津だと思います。とりわけ夜の雰囲気が。

 市民会館の会場でジャズを聴いて、満ち足りた気分で外に出てみると、そこには柔らかな「光の花」が待っています。どうぞ市民会館会場においでください。

 あ、そうそう、おまつり広場会場は市民会館会場のすぐ近くです。ということは、光の並木はどちらからも楽しむことができますよ。