Jinrikisha?じゃず力車?

http://en.wikipedia.org/wiki/Page_One_(Joe_Henderson_album)

ジョー・ヘンダーソンというテナーサックス奏者の初のリーダーアルバム(1963年)です。管楽器愛好家でなければ意外にマイナーなアルバムかもしれません。このアルバムの中ではBlue Bossa、あるいはRecorda Meという曲が有名で、ジャムセッションなどでしばしば演奏されます。ですからJAZZに挑戦したい演奏者の方は是非手に入れておきたいアルバムの一枚ということになりますね。今回のジャズフェスでもおそらく何組かのバンドが演奏するのではないかと思っています。
さてこのアルバムにはJinrikishaという曲が入っています。そう、人力車です。この曲が作曲された背景はあまり詳しく語られていないばかりか、当時「中国の、人を運ぶカート」などと解説されていたりしていたそうです。ですからこのアルバムを紹介した多くのブログでも「中近東的」だとかいろいろステレオタイプな表現が見られます。
私個人としては、この曲のリズムやテンポは人力車夫のステップを上手く再現しているように思うのですが如何でしょうか?目を閉じれば車夫の足元が脳裏に浮かびます。

ジョー・ヘンダーソンの解説はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3

さて、ここからが本題。事前にJinrikishaを聴いたら当日はこれ!!
その名も「じゃず力車!」
10月20日(日)、12時から17時、ジャズフェスの大会場である「おまつり広場」と「びわ湖ホール湖畔階段前」の700メートルを結びます。ふだん彦根城周辺で人力車を運行しておられる、ひこね亀樂社http://hikonekirakusya.comさんの協力で実現しました。
運賃は片道500円/1人(定員:大人2名+子供1名)です。短い旅ですが、観光地で乗る勇気がイマイチ出ないあなた!絶好のお試し機会ではないでしょうか?


詳細についてはプログラムのP29を参照ください。